業績・オペレーション
25
業績・オペレーション
26 2013年3月期の連結業績報告・分析26 5年間の要約財務データ 27 損益計算書分析 28 貸借対照表分析
29 設備投資とフリー・キャッシュ・フロー分析
30 経営成績に関するFAQ
32 2013年3月期のセグメント別業績報告・分析 32 セグメント At a Glance
34 セグメント別分析
38 セグメント別活動報告 38 パーソナルセグメント 40 バリューセグメント 41 ビジネスセグメント 42 グローバルセグメント
43 研究開発
44 市場概況
業績・オペレーション
百万円 百万米ドル*1
KDDI連結 2009 2010 2011 2012 2013 2013
営業収益 ¥3,497,509 ¥3,442,147 ¥3,434,546 ¥3,572,098 ¥3,662,289 $38,940 電気通信事業営業収益 2,720,675 2,606,165 2,489,403 2,394,136 2,432,726 25,866 附帯事業営業収益 776,834 835,982 945,143 1,177,962 1,229,562 13,073 営業利益 443,207 443,862 471,912 477,648 512,669 5,451 当期純利益 222,736 212,764 255,122 238,605 241,470 2,567 EBITDA 904,030 927,253 936,315 908,499 959,571 10,203
営業利益率 12.7% 12.9% 13.7% 13.4% 14.0% 14.0%
EBITDAマージン 25.8% 26.9% 27.3% 25.4% 26.2% 26.2%
総資産 3,429,133 3,819,537 3,778,918 4,004,009 4,084,999 43,434 有利子負債残高 874,951 1,096,778 979,630 1,046,754 977,563 10,394 純資産 1,881,329 2,078,451 2,171,839 2,128,625 2,323,363 24,703 営業活動によるキャッシュ・フロー 712,231 739,992 717,354 725,886 523,908 5,571 投資活動によるキャッシュ・フロー (775,470) (924,442) (440,546) (484,507) (472,992) (5,029) フリー・キャッシュ・フロー (63,240) (184,450) 276,808 241,379 50,916 541 財務活動によるキャッシュ・フロー 191,490 149,239 (279,998) (225,931) (140,250) (1,491) 1株当たり情報*(円および米ドル)2
当期純利益(EPS) 249.87 238.84 290.75 290.58 315.90 3.36
潜在株式調整後当期純利益 — — — 283.34 289.26 3.08
配当金 55 65 70 80 90 0.96
純資産 2,066.70 2,265.02 2,476.93 2,696.03 2,943.12 31.29
*1 米ドル金額は、便宜上、1ドル=94.05円(2013年3月31日実勢レート)にて換算しています。
*2 2012年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき、100株の割合に、さらに2013年4月1日に、普通株式1株につき2株の割合で分割を実施。配当金については、 上記2回の株式分割を考慮した額を記載。合わせて、過年度も分割調整後の数値を記載。
主な経営指標 2009 2010 2011 2012 2013
自己資本比率(%) 53.7 52.8 55.7 51.5 55.1
D/Eレシオ(倍) 0.48 0.54 0.47 0.51 0.43
自己資本当期純利益率(ROE)(%) 12.6 11.0 12.4 11.5 11.2 総資産営業利益率(ROA)(%) 14.1 12.2 12.4 12.3 12.7
総資産回転率(倍) 1.1 0.9 0.9 0.9 0.9
自己資本回転率(倍) 2.0 1.8 1.7 1.7 1.7
流動比率(%) 122.5 118.0 153.5 135.2 142.6 固定比率(%) 139.0 146.2 135.3 139.1 126.0
固定長期適合比率(%) 95.5 97.6 91.7 92.6 90.4
手元流動性比率(倍) 0.7 0.6 0.6 0.6 0.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 60.6 59.7 51.1 56.3 46.7
配当性向(%) 22.0 27.2 24.1 27.5 28.5
自己資本比率=自己資本(期末)÷総資産(期末) D/Eレシオ=有利子負債残高(期末)÷自己資本(期末) 自己資本当期純利益率=当期純利益÷期首・期末平均自己資本 総資産営業利益率=営業利益÷期首・期末平均総資産 総資産回転率=営業収益÷期首・期末平均総資産 自己資本回転率=営業収益÷期首・期末平均自己資本 流動比率=流動資産(期末)÷流動負債(期末)
固定比率=固定資産(期末)÷自己資本(期末)
固定長期適合比率=固定資産(期末)÷(自己資本(期末)+固定負債(期末)) 手元流動性比率=手元流動性(現金及び預金、有価証券)÷(営業収益÷12) インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー÷利払い 配当性向=年間配当金÷当期純利益
(注)自己資本=純資産−新株予約権−少数株主持分
5年間の要約財務データ(3月31日に終了した各決算期)
2013 年 3 月期の連結業績報告・分析
2012
パーソナル
+38 バリュー+5
ビジネス+2 グローバル
+36
その他・調整
+9
2013 3,572
3,662
前期比+90
2012
バリュー –3 パーソナル
+31 その他・
調整 –2 ビジネス+5
グローバル
+4
2013 478
513
前期比+35 営業収益の4分の3を占める
パーソナルセグメントにおいて、 au通信ARPUの月次ベースの底打 ちや端末販売収入の増加などによ り384億円の増収となったほか、グ ローバルセグメントにおいて、既存 海外子会社の増収に加え、新規子 会社の連結効果などもあり、357 億円の増収となりました。その結 果、連結営業収益は前期比+2.5% の増収となりました。
営業利益の4分の3を占める パーソナルセグメントにおいて、 3M戦略に関わる先行投資コスト はあったものの、①モバイル通信料 収入の減少幅の改善や、②主に FTTHの契約増による固定通信料 収入の増収に加え、③周波数再編 コストの解消などにより、314億円 の増益となりました。また、他3セグ メントにおいても合計58億円の増 益となったことから、営業利益は前 期比+7.3%の増益となりました。
旧800MHz帯設備の使用 停止に伴う関連設備の減損 損失および固定資産除却損 や、遊休設備・レガシー系 サービス設備の減損などに より、特別損失は897億円増 加したものの、営業利益の増 加や税制改正に伴う法人税 の減少などにより、当期純利 益は前期比+1.2%増益とな りました。
年間配当金は90円で、前 期比10円の増配、連結配当 性向は28.5%となりました。 配当方針については、成長 に必要な投資と安定した事 業運営を考慮しつつ、連結配 当性向の水準を30%超に引 き上げるとともに、営業利益 成長に伴うEPS成長との相 乗効果により、持続的な増配 を目指してまいります。
(3月31日に終了した各決算期)
(3月31日に終了した各決算期) 前期比
2.5
%増3兆6,623億円
前期比
7.3
%増5,127億円
前期比
1.2
%増2,415億円
前期比
10
円増90円
営業収益 (十億円)
営業利益 (十億円)
当期純利益 1株当たり配当金*3
損益計算書分析
業績・オペレーション
2012
電気通信事業 固定資産
–89
附帯事業固定資産
+29
投資その他 の資産+27
流動資産+114
2013 4,004
4,085
前期末比+81
2012
株主資本+177
その他の包括利益 累計額合計
+12
新株予約権 –1
少数株主持分
+6
2013 2,129
2,323
前期末比+195 周波数再編に伴う旧800MHz
帯設備の使用停止等による減損損 失や減価償却により電気通信事業 固定資産が減少したものの、au携 帯 電 話 端 末 の 割 賦 販 売による 売掛金の増加等により、総資産は 810億円増加しました。
利益剰余金の増加に伴う株主資 本の増加に加え、海外子会社の資 産・負債の円貨換算で生じた為替 換算調整額の増加によるその他の 包括利益累計額合計の増加、少数 株主持分の増加などにより、1,947 億円増加しました。
借入による資金調達を実 施したものの、社債並びに長 期借入金の返済を進めた結 果、有利子負債は692億円 減少しました。
なお、当期末の有利子負 債残高には、2012年3月期 に発行した転換社債型新株 予約権付社債2,007億円を 含んでいます。
社債並びに長期借入金の 返済を進めたことにより有 利子負債が減少したことに 加え、利益剰余金が増加した ことにより純資産が増加し、 D/Eレシオは0.08ポイント 減少しました。
(3月31日に終了した各決算期)
(3月31日に終了した各決算期) 前期末比
1,947
億円増2兆3,234億円
前期末比
692
億円減9,776億円
前期末比
0.08
pt減0.43倍
総資産 (十億円)
純資産 (十億円)
有利子負債 D/Eレシオ
前期末比
810
億円増4兆850億円 貸借対照表分析
2013年3月期の連結業績報告・分析
09 10 11 12 13 –1,000
0
–500 500 1,000
–63
–184 712
–575
–200
740
–518
–406
717
–444 3
726
–422 –63 936
277
904 927 908
241 524
–467 –6 960
51 0
100 200 300 400 500
0 50 100 150 連結の設備投資は、前期比455
億円増の4,670億円となりました。 モバイルでは、主に通信品質向 上・エリア拡充などを目的とした基 地局設備の増設を行っています。 今期は、LTE関連投資を積極的に 行ったことにより、前期比340億円 増の3,382億円となりました。 固定では、主にFTTH事業関連投 資や海外データセンターの拡充な どを行っています。今期は、FTTH 契約の増加に伴う投資増や伝送 路・局舎などの共通インフラ設備 における容量増強などにより、前 期比124億円増の1,280億円とな りました。
営業活動によるキャッシュ・フ ローは、法人税等の支払い増*やス マートフォンの販売に伴う割賦債 権の増加などにより、5,239億円と なりました。
投資活動によるキャッシュ・フ ローは、設備投資の増加などによ り、4,730億円となりました。 上記キャッシュ・フローを合計し たフリー・キャッシュ・フローは、 1,905億円減少し、509億円となり ました。
* J:COMの中間持株会社清算により、2012 年3月期は法人税等の支払が約1,000億 円少なく、2013年3月期は約500億円増加 したため
モバイル 前期比
340
億円増3,382億円
固定 前期比
124
億円増1,280億円
フリー・キャッシュ・フロー 前期比
1,905
億円減509億円
フリー・キャッシュ・フロー
(十億円)
モバイル
(十億円)
固定
(十億円)
09 10 11 12 13
旧800MHz 6 1 1 0 0
2GHz 107 74 44 11 14
新800MHz(LTEを除く) 200 204 191 93 43
LTE — — — 34 110
共通設備 119 97 103 165 172
合計 432 377 339 304 338
(3月31日に終了した各決算期)
(3月31日に終了した各決算期) フリー・キャッシュ・フロー 営業活動によるキャッシュ・フロー 設備投資
その他投資キャッシュ・フロー EBITDA
フリー・キャッシュ・フロー 設備投資
設備投資とフリー・キャッシュ・フロー分析
業績・オペレーション
09 10 11 12 13
FTTH 43 55 43 46 52
その他 98 84 60 70 76
合計 141 139 103 116 128
(3月31日に終了した各決算期)
経営成績に関する FAQ
3月31日に終了した各決算期
ここでは株主・投資家の皆さまの利便性を考慮し、皆さまから頻繁に頂戴するご質問をFAQ(よくあるご質問)として集約 しました。ご活用いただければ幸いです。
2013年2月に、月次ベースでのau通信ARPU底打ちを実現 したが、今後どう推移するのか?
課金MOUの減少傾向は続くものの、これまで音声ARPU を押し下げてきた主要因であるシンプルコースへの移行に ついては、同コースの浸透率が95%に達したことから、音声 ARPUの下落幅は縮小する見込みです。一方、2013年3月末 の浸透率が未だ約40%であるスマートフォンの浸透が安定 的に進むことで、データARPUは引き続き上昇すると見てい ます。
中期的な目標である「連結営業利益の毎期2桁の成長」を どのように達成するのか?
2014年3月期の営業利益目標は6,300億円と、前期比 1,173億円、23%の増益を予定しています。
これは、パーソナルセグメントの売上面における①モバイ ル通信料収入の5期ぶりの増収転換(+436億円)、②主に FTTHの契約増による固定通信料収入の増収(+320億円)に より、通信料収入トータルでの大幅な増収(+756億円)を見 込むことや、同セグメントの営業費用における周波数再編コ ストの解消による180億円のコスト削減影響に加えて、2014 年3月期に連結化したJ:COMの影響+600億円などが主な 増益要因です。
また、割引適用額*1は、auスマートバリューの浸透に伴い 引き続き拡大するものの、現在適用額の大部分を占める毎月 割影響については、月次の設定額をコントロールすることで 着実に抑制していきます。
2013年3月期に前期比7.7%下落したau通信ARPUは、 2014年3月期には前期比2.9%まで下落率が縮小する見込 みであり、2014年3月期第4四半期には、前年同期比での 反転を目標としています。
一方、中期的な成長に向けて、auスマートバリューの推進 による安定的な競争力のもと、モバイルと固定、両方の顧客 基盤を拡大するとともに、来期以降のモバイルARPUの前期 比での底打ちにより、通信料収入のさらなる拡大を目指しま す。合わせて、auスマートパスを起点とした上位レイヤでの ビジネス拡大により、付加価値売上についてもさらなる拡大 を図ります。
さらに、3M戦略をベースとする国内事業に加え、グローバ ル事業を成長の柱に据え、さらなる事業成長を追求すること により、今後3年間の「連結営業利益の毎期2桁の成長」を 目指します。
au通信ARPU内訳(パーソナル)
2013年3月期 2014年3月期
実績 前期比 予想 前期比
au通信ARPU 4,180円 – 7.7% 4,060円 – 2.9% 音声ARPU 1,980円 – 12.0% 1,860円 – 6.1% データARPU 2,850円 +13.5% 3,150円 +10.5%
割引適用額*1 – 650円 – 182.6% – 950円 – 46.2%
*1 auスマートバリューと毎月割の割引適用影響の合計 QUESTION 1
QUESTION 2
連結営業利益:+ 23% 成長
2014年3月期予想連結営業利益:毎期 2 桁成長
2016年3月期に向けた目標2013年3月期と2014年3月期における フリー・キャッシュ・フロー(FCF)の変動要因は?
2013年3月期は、EBITDAが511億円増加したものの
①スマートフォンの販売に伴う割賦債権の増加、②法人税等 の支払増加*2・設備投資の増加などにより、FCFは前期比 1,905億円減少し、509億円となりました。
ユーロ円建転換社債の償還スケジュールについて知りたい。 当転換社債については、2015年を満期としているものの、 120%コールオプションが付帯条項に定められていることか ら、行使条件が成立した場合は、会社側の判断で繰上償還が 可能です。
120%コールオプションが成立する条件として、2013年8月 20日以降、20連続取引日の間、終値が転換価額の120%で ある3,440円*3を上回る必要があります。
一方、2014年3月期は、設備投資の増加230億円などが見 込まれるものの、EBITDAの増加554億円や、2014年3月期 に連結化したJ:COMの影響900億円などにより、FCFは、 前期比で2,191億円増加し、2,700億円となる見込みです
*2 J:COMの中間持株会社清算により、2012年3月期は法人税等の支払が約1,000億 円少なく、2013年3月期は約500億円増加したため
最短のスケジュールで行使する場合、株価算定期間終了後、 30日以内に債権者への行使通知を行い、2013年12月16日に 償還*4が完了する予定です。
*3 2012年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき、100株の割合に、さらに 2013年4月1日に、普通株式1株につき2株の割合で実施した株式分割調整後の 価格
*4 最大で約6,980万株(発行済株式の7.8%)が転換社債保有者に交付される予定
フリー・キャッシュ・フロー(FCF) (億円)
2013年3月期 2014年3月期
実績 前期比 予想 前期比 うちJ:COM影響
FCF 509 −1,905 2,700 +2,191 +900
EBITDA +9,596 +511 +11,600 +2,004 +1,450 設備投資 −4,670 −455 −5,500 −830 −600
法人税等の支払 −2,184 −1,631*2
−3,400 +1,017 +50
仕入債務の増減 −103 −337
その他 −2,130 +7
QUESTION 4 QUESTION 3
120%コールオプションが最短のスケジュールで行使された場合
8月20日 9月17日 10月17日 12月16日
償環完了
株価算定期間
(20連続取引日)
債権者への行使通知
(株価算定期間終了から30日以内)
償還日
(行使通知から30日以上60日以内)
業績・オペレーション
セグメント At a Glance
KDDI グループは2013年3月期から、マネジメントアプローチに基づき、4つの新セグメントに再編しました。
そのうち、家庭及び個人向けにモバイル・固定サービスを提供している「パーソナルセグメント」は、営業収益・営業利益と もに全体の7割以上を占めています。
事業概要
2013 年 3 月期のセグメント別業績報告・分析
パーソナルセグメント
家庭および個人向け通信サービスの提供
個人のお客さまを対象に、モバイル・固定通信サービスを提供しています。主に、「au」ブランド のモバイル通信サービスの提供・携帯端末の販売に加え、固定通信では、「auひかり」ブランドの FTTHサービス、CATVサービスの提供などを行っています。
バリューセグメント
家庭および個人向けコンテンツ・決済サービスなどの提供
個人のお客さまを対象に、コンテンツサービス・決済サービスなどを提供するとともに、マルチデ バイス・マルチネットワークへの取り組みも強化し、付加価値サービスをより快適にご利用いただ ける環境を整えています。
ビジネスセグメント
企業向け通信・ソリューション/クラウド型サービスの提供
大企業から中小企業まで幅広い法人のお客さまを対象に、スマートフォン・タブレットなどのモバ イル端末から、ネットワーク・アプリケーションまでをシームレスに統合するクラウドソリューション を提案します。
グローバルセグメント
海外での企業・個人向け通信・ソリューション/クラウド型サービスの提供
データセンター「TELEHOUSE」を核として、法人のお客さまにICTソリューションをワンストップ で提供するほか、新興国におけるインターネット事業や米国での移民向けMVNO事業などのコン シューマビジネスにも積極的に取り組んでいます。さらに、世界600以上の通信事業者との音声 ビジネスを展開しています。
その他
通信設備建設および保守・コールセンター・研究開発など
セグメント
営業収益 営業利益 EBITDA
71
%28,380
前期比 1.4%増億円74
%78
%3,786
億円営業利益率13.3%
前期比 9.0%増
7,510
億円EBITDAマージン26.5%
前期比 5.3%増
4
%8
%5
%1,419
億円前期比 4.0%増
419
億円営業利益率29.5%
前期比 5.7%減
518
億円EBITDAマージン36.5%
前期比 1.4%増
16
%6,383 16
%13
%億円
前期比 0.4%増
798
億円営業利益率12.5%
前期比 6.4%増
1,288
億円EBITDAマージン20.2%
前期比 4.6%増
5
%2,073
前期比 20.8%億円増2
%2
%78
億円営業利益率3.8%
前期比 83.4%増
213
億円EBITDAマージン10.3%
前期比 55.3%増
4
%1,442
億円1
%49
億円1
%66
億円業績・オペレーション
2012 2013 2014(予) 0
1,000 2,000 4,000
3,000
2,838 2,800
3,210
2012 2013 2014(予) 0
100 200 500
0 5 10
300 15
400 20
25
379 347
12.4 13.3 15.1 485
2012 2013 2014(予) 0
200 400 1,000
0 10 20
600 30
800 40
50
713 751
25.5 26.5 29.3 940 2012
通信料収入モバイル の減収
–23
固定通信料 収入の増収
+37 その他
–8 通信設備使用料
の増加 –34 周波数再編 コスト解消
+60
2013 347
379
前期比+31
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
0 1,000 3,000 4,000
0 0.3 0.9
2,000 0.6
1.2
0.62 0.64 0.52
0.70
3,058 3,095 3,152 3,219
2012 2013
0.65 0.58 0.61 3,008 2,943 2,898 2,878
0.67
0.62 0.63
営業収益
(十億円)
営業利益/営業利益率
(十億円) (%)
EBITDA/EBITDAマージン
(十億円) (%)
(3月31日に終了した各決算期) 営業利益(左軸) 営業利益率(右軸)
(3月31日に終了した各決算期)
EBITDA(左軸) EBITDAマージン(右軸)
(3月31日に終了した各決算期)
2013年3月期の営業収益は、①モバイル通信料収入の減少傾向の 改善や、②主にFTTHの契約増による固定通信料収入の増加により、 通信料収入が増加したことから、前期比1.4%増の2兆8,380億円と なりました。
一方、営業費用は、周波数再編コストが解消したものの、WiMAX回 線等へのデータオフロードにかかる通信設備使用料の増加や、3M戦 略に関わる先行コストの発生などにより、前期比0.3%増の2兆4,594 億円となりました。
これにより、営業利益は前期比9.0%増加し、3,786億円となりました。 2014年3月期は、5期ぶりとなるモバイル通信料収入の増収に 加え、引き続き固定通信料収入の増収が利益成長を牽引するほか、 J:COM連結化影響、周波数再編コストの解消により、1,064億円の 増益を見込んでいます。
(3月31日に終了した各決算期)
営業利益の増減要因
(十億円)
業績概況
au契約数/au解約率 セグメント別分析
2013年3月期のセグメント別業績報告・分析
au契約純増数は、「auスマートバリュー」を中心とした好調なスマー トフォン販売などにより、期初予想192万契約を19万契約上回る211 万契約となりました。これにより、期末の累計契約数は前期比7.0% 増の3,219万契約となりました。
au解約率は、業界最低水準となる0.63%と、前年度に引き続き 低水準に推移しました。
(3月31日に終了した各決算期) 各四半期末日のau契約数(左軸)
au解約率(右軸)
(万契約) (%)
パーソナルセグメント
活動報告については、 をご参照ください。1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 0
2,000 4,000 5,000 6,000
1,000
–1,000 3,000
4,670 4,620 4,490 4,370
2,720 2,790 2,880 3,000 4,240 4,240 4,220 4,030
2012 2013
–680 –580 –520 2,610 2,530 2,480 2,410
2,040 2,030 2,020 1,830 2,140
2,220 2,310 2,350
–260 –380 –90 –170
–800
4,530 4,180
2,510 2,850
2,250 1,980
–230 –650
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
0 100 300 400 500
0 6,000 18,000
200 12,000
24,000 30,000
24,000
22,000 24,000
25,000 26,000 24,000 23,000
288
2012 2013
262 283 274 331 305 290
297
27,000
24,000 25,000
1,222 1,108
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
0 100 300
200 195 203 212 222
239 256
271 282
2012 2013
au通信ARPU
au端末販売台数/au販売手数料
FTTH契約数 セグメント別分析
音声ARPUは、低廉な料金の「シンプルコース」への移行など料金 施策の浸透や、課金MOUの減少、アクセスチャージの料金改定の 影響などにより、前期比12.0%減の1,980円となりました。 データARPUは、スマートフォン利用者の増加により、前期比13.5% 増の2,850円となりました。
割引適用額は、スマートフォンの販売拡大に伴う毎月割の浸透に より420円拡大し、650円となりました。
その結果、au通信ARPUは、期初予想を20円上回り前期比7.7% 減の4,180円となりました。なお、2014年3月期のau通信ARPUは、 前期比2.9%まで下落幅が縮小する見込みです。
au端末販売台数は、スマートフォンの新規販売が好調に推移したこ とにより、新規の販売台数は大幅に増加したものの、周波数再編に伴う 新周波数帯対応端末への移行が2012年7月に完了したことから機種 変更台数が大幅に減少し、前期比9.3%減の1,108万台となりました。 au販売手数料は、毎月割による将来の減収影響を考慮して端末販 売価格値引きにおける販売手数料比重を高めたことや、MNPを中心 とした顧客獲得競争が激化したことなどから、前期比1,000円増加の 25,000円となりました。
なお、2014年3月期のau販売手数料は、au通信ARPUの底打ち 反転を目指し毎月割設定額を抑えることから前期比2,000円増の 27,000円となるものの、トータルでの販売費の削減を目指します。
「auスマートバリュー」によるスマートフォンとのセット販売効果や、 提供エリア拡大による貢献もあり、FTTH契約純増数は60万契約、 期末の累計契約数は282万契約となりました。
なお、2014年3月期のFTTH契約数は、エリア拡大の影響は縮小 するものの、auスマートバリューによる契約獲得が引き続き堅調に推移 すると見込んでおり、期末の累計契約数は、44万契約増加の326万 契約を見込んでいます。
(円)
(3月31日に終了した各決算期) データARPU 音声ARPU(割引前)
割引適用額(auスマートバリューと毎月割の割引適用影響の合計値)
(3月31日に終了した各決算期)
au端末販売台数(左軸)
au販売手数料(右軸)
(万台) (円)
(万)
(3月31日に終了した各決算期)
パーソナルセグメント
活動報告については、P.38をご参照ください。業績・オペレーション
2012 2013 2014(予) 0
50 100 250
150 200
136 142
210
2012 2013 2014(予) 0
20 30 50
0 20
10 10
30
40 40
50 44 42
32.6 29.5
23.8 50
2012 2013 2014(予) 0
20 40 80
0 10 20
60 30
40
51 52
37.5 36.5
29.5 62 2012
売上の増収付加価値
+1.5
広告宣伝費 の減少+2.0
償却費減価 の増加 – 1.2
その他 – 4.8
2013 44.4
41.9 前期比 –2.6
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
0 50 100 200 250 300
150 220
260 280 270 250
240 240 250
2012 2013
260 250
営業収益
(十億円)
営業利益/営業利益率
(十億円) (%)
EBITDA/EBITDAマージン
(十億円) (%)
(3月31日に終了した各決算期) 営業利益(左軸) 営業利益率(右軸)
(3月31日に終了した各決算期)
EBITDA(左軸) EBITDAマージン(右軸)
(3月31日に終了した各決算期)
2013年3月期の営業収益は、auスマートパス会員数増加に伴う売 上の増加などにより、付加価値売上が増加し、4.0%増の1,419億円 となりました。
一方、営業費用は、auスマートパス会員獲得のためのコンテンツ調 達コスト等の関連費用が先行して発生したことなどから、8.7%増の 1,000億円となりました。
これにより、営業利益は、前期比5.7%減の419億円となりました。 2014年3月期は、auスマートパス会員数の増加等による付加価値 売上の増収に加え、J:COMの連結影響もあり、前期比81億円の増益 を見込んでいます。
(3月31日に終了した各決算期)
営業利益の増減要因
(十億円)
業績概況
付加価値ARPU セグメント別分析
2013年3月期のセグメント別業績報告・分析
スマートフォンにおける付加価値売上はauスマートパスの貢献な どにより堅調に拡大したものの、フィーチャーフォンにおける付加価値 売上の減少を補えず、前期比で3.8%減少し、250円となりました。 2014年3月期の付加価値ARPUは、2013年3月期2Qに底打ち反 転していること、引き続きauスマートパスの会員数が順調に拡大して いることなどから、16.0%上昇の290円を見込んでいます。
(円)
(3月31日に終了した各決算期)
バリューセグメント
活動報告については、P.40をご参照ください。2012
セグメント間 売上の減少
–7.3 固定収入の減収
–3.1
作業委託費・ 販売手数料
の減少 +8.0 モバイル収入
の増収+11.5
その他 –4.3
2013 75.0
79.8 前期比+4.8
前期比+3.6
2012
営業収益の増収
+35.7
通信設備使用料 の増加 –15.0
人件費の増加 –3.0
償却費減価 の増加 –1.5
その他 –12.7
2013 4.3
7.8
(3月31日に終了した各決算期)
(3月31日に終了した各決算期)
セグメント別分析
ビジネスセグメント
活動報告については、P.41をご参照ください。グローバルセグメント
活動報告については、P.42をご参照ください。2013年3月期の営業収益は、固定レガシー系音声収入およびセグ メント間売上の減少をモバイルにおける携帯端末販売収入の増収等で 補ったことなどにより前期比0.4%増加し、6,383億円となりました。 一方、営業費用は、設備保守費用削減による作業委託費の減少や、 周波数再編が完了したことによる移行費用の減少(販売手数料)など により、0.5%減少し、5,585億円となりました。
これにより、営業利益は、6.4%増加し、798億円となりました。 2014年3月期は、スマートフォン・タブレットの拡販によるモバイル 収入の増収が、固定レガシー系音声収入の減収を補って増収となる ものの、モバイルの端末販売強化に伴う端末調達費用の増加などに より、営業利益は前期比ほぼ横ばいの見通しです。
(億円)
2012 2013 2014(予) 営業収益 6,360 6,383 6,500
営業利益 750 798 800
営業利益率(%) 11.8 12.5 12.3
EBITDA 1,231 1,288 1,270 EBITDAマージン(%) 19.4 20.2 19.5
営業利益の増減要因
(十億円)
業績概況
業績概況
2013年3月期の営業収益は、新規に連結子会社化したCDNet- worksなどの影響に加え、KDDI America社の100%子会社である Locus Telecommunicationsなどの収益増により、前期比20.8%増 の2,073億円となりました。
一方、営業費用は、営業収益同様に海外子会社の費用増などによ り、19.2%増加し、1,995億円となりました。
これにより、営業利益は、83.4%増の78億円となりました。 2014年3月期は、海外子会社の増収と為替影響により増収を見 込んでおり、売上に連動する通信設備使用料や人件費の増加影響は あるものの、前期比12億円の増益を見込んでいます。
(億円)
2012 2013 2014(予) 営業収益 1,716 2,073 2,180
営業利益 43 78 90
営業利益率(%) 2.5 3.8 4.1
EBITDA 137 213 230
EBITDAマージン(%) 8.0 10.3 10.6
営業利益の増減要因
(十億円)
業績・オペレーション
最大2年間
1,480
円(税込)/月off
世帯内すべての auスマートフォンが対象
au スマートバリュー
「auスマートバリュー」は、auスマートフォンと「auひかり」 をはじめとした当社グループ・提携事業者の固定ブロード バンドサービス(FTTH・CATV)にセットでお申込みをいただ くことで、auスマートフォンの毎月のご利用料金から1,480円
(税込)*1を割り引くサービスです。
モバイルと固定のネットワークを併せ持つKDDI の優位性 を生かしたサービスであり、2012年3月の提供開始以降、契 約者数は順調に拡大しています。2013年3月末の契約数は、 au契約数386万契約、世帯数212万世帯となりました。
*1 最大2年間の割引額。2年経過後は980円(税込)
「 au 4G LTE 」開始
2012年9月に提供を開始した「au 4G LTE」は、受信時 最大75Mbpsの高速データ通信サービス*2です。既に一部 のエリアでは、受信時最大100Mbpsを実現しており、2013 年6月以降、順次全国へ拡大してまいります。
「au 4G LTE」の実人口カバー率*3は、2013年3月末には 96.4%*4となりました。2014年3月末には、これを99%*4 まで拡張する計画です。
*2 通信速度は技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。 お客さまのご利用環境・回線の状況などにより低下する場合があります。
*3 全国を500m四方に区分したメッシュのうち当社サービスエリアに該当するメッシュに 含まれる人口の総人口に対する比率
*4 AndroidTM搭載LTEスマートフォンが対象
スマートフォン
2013年3月期は、充実した3Gスマートフォンラインナップ に加え、「au 4G LTE」対応端末を年間11機種発売しました。 さらに、auスマートバリュー効果もあり、スマートフォン販 売台数は、前期比270万台増の811万台となりました。これ により、2013年3月末のスマートフォン契約者数は1,186万 台、スマートフォン普及率は36.9%まで上昇しています。 なお、2014年3月末のスマートフォン契約者数は1,606万 台、スマートフォン普及率は47.7%まで上昇する見込みです。 auスマートバリューのサービス概要
セグメント別活動報告
Personal Services segment
パーソナルセグメント
個人のお客さまを対象に、モバイル・固定通信サービスを提供しています。主に、
「au」ブランドのモバイル通信サービスの提供・携帯端末の販売に加え、固定通信では、
「auひかり」ブランドのFTTHサービス、CATVサービスの提供などを行っています。 取締役執行役員専務コンシューマ事業本部長
石川 雄三
モバイル
auスマートフォン
固定BB
固定BB1契約に対し スマートフォン タブレット インターネット 電話
FTTH / CATV
KDDIのFTTHサービス「auひかり」は、「auスマートバ リュー」によるスマートフォンとのセット販売とサービス提供エ リアの拡大により、純増数は前期比1.7倍となり、順調に契約 数を拡大しました。この契約数拡大を背景に顧客獲得収支を 除いたオペレーション収支が2012年5月で単月黒字に転換 し、2014年3月期は、経常収支ベースでの黒字化を見込んで います。
CATV事業では、2013年4月にJ:COMを連結化しました。 これにより、ケーブルテレビ契約ベースで、国内シェア約50% のCATV会社を傘下に持つことになります。今後は、「auス マートバリュー」などによるKDDI事業へのシナジーに加え、 JCNとの統合によるシナジー効果の拡大を図っていきます。
アライアンス強化による提供エリアの拡大
2013年3月末の「auスマートバリュー」対象ブロードバンド サービスの世帯カバー率*5は、固定系提携事業者数の拡大 などにより、前期末から7ポイント上昇し、80%となりました。
データオフロード
KDDIの固定アクセス回線は、ブロードバンドサービスの提 供を目的としていた従来の役割に加え、急速に増大するモバ イルデータトラフィックのオフロード手段としても、その重要 性が高まっています。屋外のデータオフロードの基点となる
「au Wi-Fi SPOT」は、前期末からほぼ倍増し、23万スポットと なりました。また、屋内のデータオフロードの基点となる
「HOME SPOT CUBE」は、前期末から168万台増加し、203 万台となりました。
その結果、2013年3月のデータオフロード率*6は、前年同 期を32ポイント上回る52%となりました。今後はLTEスマー トフォンのデータトラフィックの拡大が見込まれる中でも、
データオフロード率を50%程度*7に維持することを目標に オペレーションを行っていきます。
*6 2013年3月期のオフロード率の定義
トラフィック最繁時間帯(23時台)における月間総データ量に対するデータオフロード
2013年3月末 auスマートバリューの世帯カバー率*5 データオフロードの進捗
*5 世帯カバー率は、FTTH/CATVの戸建向け提供エリアにおける世帯カバー率 *7 2014年3月期からは、LTE端末のデータトラフィックを分母に含むベースに変更
2012年3月末
約
73 %
2012年3月
約
20 %
2012年9月
約
39 %
2013年3月末
約
80 %
2013年3月
約
52 %
分子:Wi-Fi + WiMAXへのデータオフロード
分母:スマートフォンのデータトラフィック総量(3G+Wi-Fi+WiMAX) 定義
KDDIでは、サービスご利用者さま一人ひとりの声に誠実に 向き合い、お客さまの声を活かす取り組みや安心・安全で質の高 いサービスを提供することで、お客さま満足の向上に努めて います。
Economic Va V V lue
経済的価値
Social Va V V lue
社会的価値
&
業績・オペレーション
FTTH
auひかり/auひかりちゅら コミュファ光
eo光 Pikara CATV
JCN J:COM 提携 CATV会社
スリム化された取扱説明書 P.65
質の高い接客を目指す「au CS AWARDS」の開催 P.61